2015年05月12日
皮張について
今、三線の皮張は蛇皮張り、人工張り、絹張り、二重張り
とあるが、蛇皮張りは音域が広く音にも余韻があるし、八チ
切れるようなきれいな音がでる。ただ欠点は、破れやすい
し年月がたてば皮が伸びてもくる。人工皮は、音が高く奄美
の民謡などには適しているみたいだ。長所として破れにくく
一度張ると半永久的に長持ちする。私の三線工房にも人工
皮の出始めの頃(約30年以上前)の人工皮があるが、今だ
に破れず頑丈だ。まさに三線屋なかせだ。
絹張りは音はいいのだが破れやすい。蛇皮張の音のきれ
さと、やぶれやすさを補ったのが二重張りである。二重張り
は一枚目に人工皮を二枚目に蛇皮を重ねる。
とあるが、蛇皮張りは音域が広く音にも余韻があるし、八チ
切れるようなきれいな音がでる。ただ欠点は、破れやすい
し年月がたてば皮が伸びてもくる。人工皮は、音が高く奄美
の民謡などには適しているみたいだ。長所として破れにくく
一度張ると半永久的に長持ちする。私の三線工房にも人工
皮の出始めの頃(約30年以上前)の人工皮があるが、今だ
に破れず頑丈だ。まさに三線屋なかせだ。
絹張りは音はいいのだが破れやすい。蛇皮張の音のきれ
さと、やぶれやすさを補ったのが二重張りである。二重張り
は一枚目に人工皮を二枚目に蛇皮を重ねる。
2015年05月07日
石垣島三線
石垣島は三線作りの自然環境に恵まれ
三線の棹の材料でも最高級品とされる
八重山黒木はこの石垣島と隣の西表島に
多く自生している。黒木だけでなく三線の
他の材料としてハマシタンやユシの木でも
沖縄本島の木よりも密度が濃く、木目が
細かいのが特長だ。それは、八重山諸島
が島国で海からの潮風、熱帯の気温のせい
だと考えられる。皮張りにしても適度な温度
と湿気があり、蛇皮を張るにはとてもいい
環境である。

三線の棹の材料でも最高級品とされる
八重山黒木はこの石垣島と隣の西表島に
多く自生している。黒木だけでなく三線の
他の材料としてハマシタンやユシの木でも
沖縄本島の木よりも密度が濃く、木目が
細かいのが特長だ。それは、八重山諸島
が島国で海からの潮風、熱帯の気温のせい
だと考えられる。皮張りにしても適度な温度
と湿気があり、蛇皮を張るにはとてもいい
環境である。
2015年05月01日
石垣島三線
石垣島にて三線作って32年三線棹づくり,チーガ作り、皮張
漆塗り、カラクリ作り、大和三味線の人工張り、胡弓の皮張
この仕事をずっと続けてきました。三味線作りに専念し
世界中の人々に貢献するのが私の使命だと思っています。